2020年08月13日 18:00

葉隠勇進では、SDGsにつながる「食品ロス削減」の取り組みを2018年より続けてきた事業所において昨年より残食量0.1%以下を達成しており、 7月の1学期最後の給食においても残食量0.1%以下を達成した。

葉隠勇進では、現場の従業員が自ら課題を見つけ、知恵と工夫によりチームで改善を重ねていく「現場力」向上に取り組んでいる。「現場力」向上には、葉隠勇進も一員であるソシオークグループ全体で取り組んでおり、改善の報告書は年間約3000件提出されている。この取り組みは自ら考え、自ら実践するナレッジワーカーとしての誇りの醸成や、個人の持続的成長につながるとともに、年に2回特に素晴らしい取り組みを社内表彰することで、各現場の意欲向上や組織の活性化にもつながっている。事業所の現場力として、食品ロス削減の取り組みにより、一人当たりの配食量を増やすとともに、学校の残食量0.1%以下を達成した。

学校給食の現場で食品ロス削減の取り組みを始めたきっかけは子ども達の「もっとたくさん給食を食べたい!」という声だった。下処理の際の可食部を増やすため、皮をスプーンで剥いたり、無駄のない切り方の工夫をし、またそうした下処理方法を掲示して平準化した。その結果、廃棄量は削減され、給食の一人当たりの配食量も増加。特別なアイテムを使わずに、食糧廃棄量の削減と、食べ物を大切にする食育の実現、そして子ども達により多くの給食を提供できるようになった。