2020年08月13日 15:14

ドーナッツロボティクス社は、ソーシャルディスタンスを保つ生活に役立つスマートマスク「C-FACE」の初回出荷分予約を8月13日から、Makuakeで受付開始する。
「C-FACE」は、スマホの専用アプリとの連動で、翻訳・議事録などが可能な、マスク型コミュニケーションデバイス(特許申請中)。5月の発表以降、日本のメディアだけでなく、ニューヨークタイムズ紙、CNNニュース、BBCニュース、フォーブス、ブルームバーグなどから特集され、35カ国からのオーダーが殺到するなど注目が集まっている。
「C-FACE」は、一般のマスクに取り付けて使用する。専用アプリをダウンロードすると「翻訳」「議事録作成」「10m先のスマホに声を届ける」などの機能が、マスクをしたまま使える。企業やレジでの受付、社内会議での議事録作成、アプリのアップデートで、簡単なオンラインミーティングやオンライン診療も可能になっていく。世界中の人々がソーシャルディスタンスを保った生活を強いられる中、特に不特定多数の患者を診察する医療従事者が「C-FACE」を使えば、飛沫フィルター越しにより距離をとっての診察や外国人への診察時の翻訳などが可能になる。
また、同社は、7月に三井住友海上からの支援を発表。ハードウェアの故障やデータ漏洩に対応する「スマートマスク保険」の創出を予定している。
価格は4373円(税込)。翻訳や議事録作成の機能には、それぞれアプリの月額費用がかかる。