2020年08月13日 15:13

BULBは、8月13日より、茶道業界向けのサービスとして、非対面非接触でお稽古を復習することができる「VRお稽古」を茶道学習支援アプリ「MatchaNote」内にてリリースした。
世界的な新型コロナウイルス感染症の流行により、茶道業界は窮地に立たされている。お稽古場となる茶室は狭く、茶道具を介して濃厚接触の可能性も高いため、お稽古の現場では今までのやり方に変化が必要な局面を迎えている。そうした中で感染リスクを回避しながら従来のお稽古に類似する体験を実現して茶道関係者が安心・安全できる環境を提供するために、新機能をリリースするに至った。
茶道学習支援アプリ「MatchaNote」は、2015年秋のリリース時から、プロダクトにより解決すべきテーマとして、ITを活用した茶道業界のユーザー体験向上を目指してきた。ユーザ数は約1万人となっており、お稽古登録・共有や茶道事典などの機能を通して、400年以上の歴史を持つ茶道と最新のテクノロジーを活用した世界最先端のユーザー体験を茶道業界において提供している。
今回の「VRお稽古」機能では、一つのお稽古を100~200程度のステップに分割した3DCGを用意した。3DCGは360度視点でのウォークスルーも可能。3DCG機能により自由な視点でお点前内容を確認することができる。従来のメモや写真だけでは実現が不可能な視点からお稽古の全容を確認することでお稽古の理解を高めることが可能だ。