2020年08月07日 14:29

さくらインターネットは、経済産業省の「政府衛星データのオープン&フリー化及びデータ利活用環境整備・データ利用促進事業」の一環として、第4回衛星データ分析コンテスト「Tellus Satellite Challenge」を8月6日より開催する。

「Tellus Satellite Challenge」(主催:経済産業省)は、本事業でさくらインターネットが構築する衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」の利活用促進のため、衛星データの利活用事例の可視化、優秀な分析人材の発掘、衛星データの種類の周知・啓蒙などを目的としている。

4回目となる今回は、「SARデータを用いた海岸線の抽出」がテーマ。現在、海岸分野では、手遅れになる前に対処できるよう、人工衛星によって全国の海岸の健康状態をモニタリングし、砂浜の侵食の兆候を早期に発見する研究が進められている。人工衛星を使用すれば広範囲の海岸領域を高頻度にモニタリングが可能。しかし、観測データから海岸領域を判読するには高度なスキルが必要なのが実情だ。そこで今回のチャレンジではSARデータから海岸線をより高い精度で抽出するアルゴリズムの開発を目指す。優れた検出精度を備えたアルゴリズムについては、開発者を表彰するとともに、Tellusにて利用できる形で公開する予定。

参加費は無料。実施期間は8月6日~11月6日。

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