2020年08月06日 17:35

AIを活用した自動収穫ロボットの開発を行うAGRIST(アグリスト)は、7月30(木)から7月31日(金)に開催された「Infinity Ventures Summit 2020」のメインイベントであるピッチコンペティション「IVS LaunchPad」に登壇した。

「LaunchPad」では、150社を超える過去最多のエントリーから勝ち残った決勝進出者14社が、それぞれ6分間の事業プレゼンテーションを行った。アグリストは、農業の人手不足を解決する AI と収穫ロボット「L」について、既に収穫ロボット6台の稼働が決定し、ENEOSグループや地元地銀系VCから出資を受けて、55兆円以上の世界市場を目指すことを発表。独自性として、完璧なパフォーマンスを実現できる高価なロボットではなく、実用的なシステムを目指してピーマン農家と共同開発している点や国際特許申請中の空中を移動する新しい機構が評価された。

過去最多のエントリー数を勝ち抜いた決勝進出者14名が事業プレゼンテーションを行い、厳正な審査の結果、第3位入賞と本イベントのメイン・スポンサーから与えられるプルータス・コンサルティング賞のダブル受賞を果たした。

同社では、今後、更なる事業の成長とより強いエンジニアチームの開発を推進することで、誰も成し得ていない果菜類の収穫ロボットの社会実装を達成し、日本と人類の未来のために持続可能な農業と社会の実現に貢献していくとしている。