2020年08月05日 12:25

Alpaca.Labは、安心・安全・迅速に運転代行業者と利用者をつなぐプラットフォームサービス「AIRCLE(エアクル)」を、8月4日より沖縄にて提供開始した。

「エアクル」は、これまで電話にて行っていた運転代行業者への発注業務を、手持ちのスマートフォンで簡単に行うことができる。利用者が乗車場所と目的地を入力して配車を依頼すると、最も近くにいる運転代行業者に通知が届く仕組み。運転代行ドライバーは利用者の現在位置情報や目的地などを地図上から事前に把握することができるため、電話からの受注と比較して空車時間を効率的に減らすことができる。

沖縄県内ではすでに約100台の随伴車がエアクルを導入しており、登録には自動車運転代行業の認定を受けていることや各種運転代行保険への加入が必須。安全・安全な運行が可能かアルパカラボが審査をし、通過した業者のみ登録をしている。

同社は「課題先進県の沖縄から課題解決のスタンダードを」を理念に、AIを用いた安心・安全・快適な運転代行プラットフォームサービスを提供している。運転代行業者数が全国1番の沖縄県にてサービス開発を進め、その課題解決を他のニーズの高い地域へと全国的に広めることを目指し、運転代行業界自体を継続的に改善していくビジネスモデルを作ることが目標だ。

利用料は完全無料(専用端末のリース料に加えて1件の注文につき運転代行業者から手数料を取る形)。対応エリアは、沖縄本島(北部・中部・南部)で順次拡大予定。

エアクル