2020年07月30日 11:36

凸版印刷は、自宅でオリジナルの折り紙が作れるシステム「OrigaMemory(オリガメモリー)at Home」を7月31日より提供開始する。

凸版印刷は、写真をアップロードすることで、オリジナルの折り紙が作れるシステム「OrigaMemory」を2018年から提供している。今回、イベント会場や展示会などリアルな場でしか提供できなかった「OrigaMemory」を、自宅にいながらWeb上で、スマートフォンと家庭用プリンターでオリジナル折り紙を作成できるように「OrigaMemory at Home」として新たに開発した。

新型コロナウイルス感染拡大を背景とした、多くの人を集めるイベントや展示会などの自粛により、リアルの場で企業や自治体がPRをすることが困難になっている。このような課題に対して凸版印刷は、リアルの場に多くの人を集めずとも、自宅にいながら折り紙を通じたPRを可能にする「OrigaMemory at Home」を開発。企業のロゴや自治体の特色をデザインした折り紙を、利用者の写真を入れながら自宅で製作できる。利用者がスマートフォンで撮影した画像をアップロードすると、画像をレイアウトした折り紙ができあがる。その折り紙を折ると、利用者の撮影した画像が折り紙の表面に現れるので、世界にひとつだけのオリジナル折り紙を製作することができる。

なお、提供開始に先立ち甲府青年会議所が主催するイベント「折り紙でつなぐアート」において「OrigaMemory at Home」の採用が決まっている。

システム利用料は55万円~/1週間。

凸版印刷