2020年07月27日 09:20

学研プラスは、テオ・ヤンセンが生み出したストランドビーストのミニチュアキットシリーズ全4種と図録3種の計7種を「ショップ学研+」において、9月30日までの期間限定で発売する。

デルフト工科大学で物理を学んだオランダのアーティスト、テオ・ヤンセンが創り出した構造物はストランドビースト(砂浜の生命体)と名付けられ、この「風を食べて生きる人工生命体」が集う「テオ・ヤンセン展」は世界中を熱狂させてきた。ヨーロッパでは「現代のダ・ヴィンチ」と称せられるテオ・ヤンセンだが、そんな彼をも驚嘆させたのが「大人の科学マガジン」だ。リアルな科学キットを「ふろく」化する日本の科学雑誌が2011年に制作した「ミニビースト」は、全長わずか20cmほどの体躯でストランドビーストのオリジナル機構を完璧に再現。テオ・ヤンセンを大いに満足させた。

現在までに「ふろく」化されたビーストは3点。発売後即完売するため、書店等での入手は困難だったが、国内外で開催されるテオ・ヤンセン展では、「展示会Ver.」を販売してきた。今年も7月からの夏休みに兵庫県立美術館で「テオ・ヤンセン展」が予定されていたが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止が決定。そこで、兵庫会場で予定していたキット4点をインターネットで販売することにした。

価格は、「テオ・ヤンセンのミニビースト」2800円、「テオ・ヤンセンのミニ・リノセロス」2800円、「テオ・ヤンセン式 二足歩行ロボット」2200円、「テオ・ヤンセンのウミナミ」2200円、「テオ・ヤンセン展図録」3000円(すべて税込)など。

学研モール「ショップ学研+」