2020年07月27日 09:20

開伸は、透明のPET製立体成型マスク「透明成形マスク」の販売予約を7月20日よりスタートした。
「透明成形マスク」は、感染症対策として、飛沫拡散を大幅に抑えながら、口もとが見えることでコミュニケーションの活性化を目的とした商品。医療や介護、教育の現場では、患者・高齢者・こども、のような感染症の重篤化リスクのある相手との接触が職務上避けられない状況にある。同社は、そのような中で、マスクが業務上の負担になっているのではと考え、快適性を損なわず、かつ、感染症対策をほどこしたマスクの開発に取り掛かった。
「透明成形マスク」は、医療・介護・教育などの現場で働くエッセンシャルワーカーの人及び、飲食・接客業務にたずさわる人を対象に製品化を行った。透明度の高いPET素材を採用し、口もとがクリアに見える。また、曇り止め加工も施し、吐息でのくもりを抑えた。通常のマスクでは見えない、表情や、口もとの動きが、相手から見えるため、円滑なコミュニケーションと情報伝達の確実性を高めることが期待できる。
製品本体は、PET単一素材の立体成形。鼻さきから口もとまでをおおう形状で、成形のフチと肌が密着することで、飛沫の拡散を抑えている。一方で、口さきには十分な空間を確保し、アゴ下に空気の通り道をもうけ、息苦しさを抑える構造だ。長時間の装着による耳の痛みを防ぐため、ひもは首にまわす仕様。また、顔を上下左右に動かしても一体感があるため、作業中もわずらわしさを感じにくくなるように設計をしている。
価格は、要問い合わせ。商品の発送は8月末頃を予定。