2020年07月22日 14:24

宇部情報システムは、社宅管理専用システム「借上くん」に、寮管理特有の機能を追加・拡充したパッケージソフト「寮管理バージョン」を7月より提供開始した。

「借上くん」は、企業向け社宅管理専用パッケージソフト。社宅管理業務に必要な機能(契約管理・物件管理・支払調書作成・家賃支払データ作成など)をすべて搭載しており、カスタマイズで周辺システムとの連携も可能。現在、導入中企業の総管理物件数は60万戸と、大好評となっている。

昨今のコロナ禍で一旦停滞した人材の流動性は、次第に再開されつつある。以前からの課題であった人手不足に対し、外国人労働者を含む派遣社員を雇用する企業は、今後も増加すると予想される。このような企業においては、従業員・スタッフの寮を備えている場合が多く、従業員・スタッフを充実させるほどに、寮管理が煩雑になるという声があった。

今回、提供を開始した「寮管理バージョン」は、特に人材派遣業から要望の多かった、頻繁な入退去が発生する寮の管理機能を追加・拡充したもの。主な機能は、1部屋複数人利用を想定し居住可能人数を設定、入居者の登録を行う「空室管理」、部屋ごとに異なる水道光熱費を登録し、支払用の銀行振込データの作成を行う「変動費管理」のほか、「個人負担額管理」、「備品管理」、「マルチクライアント機能」など。

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