2020年07月21日 18:43

日商エレクトロニクスとアースアイズとは、大阪の「あべのハルカス」の展望台「ハルカス300」において、AI搭載「ソーシャルディスタンスカメラ(TM)」の運用を7月23日(木・祝)より開始する。

同社には、緊急事態宣言解除後に営業を再開した施設から沢山のソーシャルディスタンスカメラについての問合せが寄せられてきた。多くは「カメラを設置することで、安心してお客様に足を運んでほしい」という要望だったという。当初は、混雑する場所の確認・回避のために開発したソーシャルディスタンスカメラ™だったが、「安心・安全」に来訪を促すためにも活用できることが分かった。

今回は、60階の展望台(ハルカス300)に3台16階エレベーターホールに2台のソーシャルディスタンスカメラ™連動のIPカメラを設置し、その場にいる人の数をサーバーで処理して表示する。来場者は出かける前に、あべのハルカスのホームページTOP画面から混雑状況を確認出来る(滞留人数に応じた表示をリアルタイムで掲載)。また蓄積情報から曜日や時間帯の混雑予測を施設側へ提供する。

さらに「あべのハルカス」では、入場前の検温・手指アルコール消毒、マスクの着用の義務化、展望台フロアの滞在人数の制限など、新型コロナウイルス感染予防対策を講じた上で営業している。この度、さらにソーシャルディスタンスカメラ™の導入に加え、不特定多数が手を触れられる箇所に持続性のある抗ウイルス・抗菌コーティングの施工も実施する。