2020年07月14日 17:19

キングジムは、文房具の温かさを残しつつ、デジタルならではの機能性で「手書き」の良さを追求したデジタルノート「フリーノ」FRN10を7月31日より発売する。初年度販売目標数量は5000台となる。

本製品は一般発売に先駆けて2019年12月より約3ヵ月間クラウドファンディングを実施し、目標金額の10倍以上にあたる約6000万円の支援を集めることに成功した。

「フリーノ」は、これまでの「紙のノート」の不満を解決するために生まれたデジタルノート。本体には手書きのノート機能の他、PDFの閲覧・書き込みができるドキュメント機能、ノートとの紐づけも可能なカレンダー機能を備え、最大約8万7000ページ分を保存できる。画面にはE Ink社の電子ペーパーディスプレイを採用し、明るさと色味を調整できるフロントライトの搭載で暗い場所でも使用できる。また、ワコム製のデジタイザとデジタルペンを採用し、まるで紙に書くようなスムーズな書き心地を実現した。

保存したデータはUSBケーブル、microSDカード、オンラインストレージサービスのDropboxとデータ連携が可能。本体カラーは日常に溶け込みやすいナチュラルなマットベージュを採用した。別売の専用カバーは、素材にクラフトペーパーを採用し、心地のよい手触りと使うほどに馴染む経年変化を楽しめる。

デジタルノート「フリーノ」FRN10はオープン価格。7月31日発売。