2020年07月08日 19:08

ノーザンホースパークは、「社台グループ」の誕生・発展と数々の名馬の栄光を紹介するホースギャラリーにて、2019年7月30日に逝去したディープインパクトの活躍と栄光の記録を展示する「ディープインパクト メモリアルコーナー」を7月18日にオープンする。

「無敗の三冠馬」と呼ばれたディープインパクトは3歳時に牡馬クラシックと呼ばれる「皐月賞」「日本ダービー」「菊花賞」の三冠を勝ちとった日本競馬史上2頭目の名馬。武豊騎手より「走っているというより飛んでいる感じ」と評され、三冠がかかった2005年「菊花賞」では同レースの入場動員記録を更新するなど、当時は競馬に詳しくない人でもその名を知るほどに非凡な活躍を見せた。類い稀な競走能力は子孫にも引き継がれ、2012年から2019年まで8年連続で国内にて最も優秀な種牡馬に送られる「リーディングサイアー」の称号を獲得している。

「ディープインパクト メモリアルコーナー」では、幼少期から引退までの軌跡を縦210cm×横500cmの特大パネルで紹介。現役時代に獲得した栄光記念品や幼少期、種牡馬時代に使用していた貴重なアイテムのほか、幼少期から現役、種牡馬時代の写真も展示する。武豊騎手をはじめとした8名の関係者より、このメモリアルコーナーのために特別に寄せられたメッセージでは、本馬の強さの裏に隠された素顔や人と育んできた絆を垣間見ることができ、ディープインパクトが国内外のホースマンに与えた影響の強さを物語る内容となっている。