2020年07月06日 15:30

YACYBERは、ジェイアールバス関東と連携して、バス営業所等の敷地内で無人農産物直売所を7月3日よりスタートした。

YACYBERでは「地方創生」と「コンパクトシティー」の推進をテーマとしている。現状の都市の課題でもある、急速な人口減少と高齢化に直面しているなか、跡取り不足による農業の衰退や地域産業の活力が低下し、住宅や店舗等の郊外立地が進み、市街地が拡散し、低密度な市街地を形成・厳しい財政状況下で、拡散した居住者の生活を支えるサービスやインフラの提供が将来困難になりかねない状況にある。

今回、地方創生とコンパクトシティーの推進第一弾の取り組みとして、近隣の登録生産者と協力。関東エリア及び長野県福島県に17の支店を擁し、高速バス・一般路線バス・定期バスを運行しているジェイアールバス関東の事業所「東関東支店」(千葉県香取郡多古町)に予約訪問可能な無人農産物直売所を設置。今後は、関東エリアの同社各支店等に「YACYBER直売所」を設置してゆく予定だ。

YACYBERでは、2019年4月より幼稚園バスを利用した物流配送を実施しており、今後は既存の高速バス・路線バスを利用し「地方から都市部」へのヒト・モノを同時に運搬、⼜はモノのみを運搬し、都市部で販売するという新たな流通の形にチャレンジするという事も視野に入れている。

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