2020年06月17日 18:41

GEM Partnersは6月15日、定額制動画配信サービス(SVOD)の浸透状況や獲得ポテンシャル、流出入状況、ブランドイメージなどをまとめた毎月発行のレポート「定額制動画配信サービス ブランド・ロイヤリティ調査」の6月号を発行した。

今回、ピックアップしたブランドイメージの指標は「そこでしか見られない作品の充実度」と「作品数の多さ」。それぞれ、独自色を打ち出せているかどうか、作品数の豊富さをうまく訴求できているかどうかを図る指標といえる。

指標の1つ目、「そこでしか見られない作品の充実度」。各定額制動画配信サービスに関して、利用の有無を問わず「そこでしか見られない作品がある、もしくはありそう」と答えた人の割合になる。これは、各サービスに対してオリジナリティを感じられるかどうかの指標ともいえる。Netflixは、2019年7月号以降トップを維持。12月号でAmazonプライム・ビデオに首位を明け渡すものの、翌月の2020年1月号で奪取し、首位を独走し続けている。5月号では躍進を遂げ、2位以下を一気に引き離した。

2つ目の指標は、「作品数の多さ」。こちらも各定額制動画配信サービスに関して、利用の有無を問わず、「作品が多い、もしくは多そう」と答えた人の割合になる。Amazonプライム・ビデオ、Netflix、Hulu、U-NEXT、TSUTAYA TVの上位5サービスは、4月号以降好調に数値を上げている。