2020年06月01日 18:58

コムネットは、コロナと闘う医療従事者を施術中の飛沫感染から予防するために、医療機関に「飛沫感染防止アクリルボックス」を無償で届けるクラウドファンディングを立ち上げた。

同社は独自の取り組みとして、2020年4月からアクリルパーテーションやマスクなどの加工データの無償配布、550件の医療機関へのアクリルボックス総数100個の無償提供、フェイスシールド総数約10,000枚の無償提供などを行ってきた。申し込み終了後も引き続き連絡が寄せられており、少しでも多くのアクリルボックスを多数の医療機関に寄贈したいと、今回クラウドファンディングの挑戦を決定した。

制作するアクリルボックスは、現場の医師からの意見により、手を入れる穴のサイズや位置を工夫。また患者を診やすいように上面の板には傾斜がついている。軽くて丈夫な5mm厚のアクリル板5枚を組み立て、テープで固定して使用するという組み立て式のキットなので、通常の宅配便で納品することが可能。また、アクリルとアクリルの接着面を凹凸でレーザーカット加工しており、はめ込むだけで組み立てやすく、テープでの固定でも安定する。ばらせば定期的な洗浄および消毒を簡単に行うことができ、省スペースで保管可能。

今回、クラウドファンディングで調達した支援金で、アクリル板をレーザー加工機でカットして製造した「飛沫感染防止アクリルボックス」60セットを医療機関に無償で届ける予定。プロジェクト詳細はこちら