2020年06月01日 16:27

奈良新聞社は、運営するウェブサイト「奈良新聞デジタル」のプレミアム会員向けに、広告コンペを開催する新サービス「クリエイティブ・アド」の提供を開始する。

情報の信頼性が高く、ニュースに挟まれる新聞広告は、社会的なメッセージとの相性が良いと言われている。また「お堅い」「保守的」と思われている新聞広告がユニークな表現をすれば、意外性も相まってSNS上で話題となりやすい。SNS上で話題になれば部数の数十倍、数百倍の広告効果を得ることもできる。今後、全国的に新聞の部数が減っていく中で「新聞広告がユニークでなければ効果を得られない時代」がやってくる。そこで今回、新聞広告に新しい可能性を生み出し、同時にクリエイティブな才能を発掘、育成する「クリエイティブ・アド」のサービス開発、提供へと至った。

「クリエイティブ・アド」では、6月から毎月1回、奈良新聞の全頁広告の無料掲載を懸けコンペを実施、奈良新聞社が応募作品を選定し、1作品を掲載予定。法人でも担当者がプレミアム会員であれば参加が可能。参加方法はウェブ上の「クリエイティブ・アド」の特設ページから。第1回目の課題は「高校野球について改めて考えるきっかけとなる広告」。1次審査は奈良新聞社内で行い、最終審査は同社取締役でありクリエイティブディレクターの西島知宏さんが、毎月変わるゲスト審査員とともにオンラインでの公開審査を行う。

第1回目の応募締切は6月15日を予定。

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