2020年05月28日 18:45

Living Techは、アプリ「NOW ROOM」への投資を目的に、ニッセイ・キャピタルと個人投資家からの第3者割当増資、金融機関からの融資によりシードラウンドで2.1億円の資金調達を実施した。

NOW ROOMは、初期費用0円、5秒で家が見つかるアプリアプリ。特徴は、審査なしでアプリで完結する、初期費用なしで家具家電付き、4万円台のシェアハウスからラクジュアリーなホテルまで多様な部屋が揃っている、の3点。ホテルやゲストハウス、シェアハウス、民泊・マンスリーマンション等の空室を、環境変化の大きい人々に1ヶ月間から提供するプラットフォームとなっている。部屋の検索・閲覧だけでなく、アプリ上で予約・決済まで完了するので、すぐに入居することが可能。

今回の資金調達の目的はプロダクト開発と広告宣伝の2点で、アプリの開発はもちろん、不動産業界の課題をテクノロジーで解決していきたいという想いから、部屋を提供するホストが利用する管理画面の開発にも継続的に投資し、不動産業界の業務を効率化することでより安価な部屋を提供できるように努める。

また広告宣伝は、コロナウィルスの影響で稼働率が低下しているホストと一緒になってキャンペーン等のプロモーションを行い、NOW ROOMで提供できる価値をより多くの人に認知・体験してもらえるよう努めていく。現在掲載部屋数は都内を中心に3,000室を超えたが、今後、継続的に都内を中心に部屋の開拓を行いつつ、全国への展開も進めていく。