2020年05月28日 16:20

リンコムは、アパホテル全国220ホテルに、チェーンストア企業向け多店舗運営ソリューション「店番長」を導入した。

リンコムが開発した「店番長」は、多店舗運営に特化した革新的なクラウド・ソリューション。「店番長」を使って本部・店舗間の指示や通達をやり取りすることで、チェーンストア運営の数々の課題を解決し、「実行力アップ」や「業務効率化」を実現することができる。

開業ラッシュが続くアパホテルでは、拠点の増加に伴い本社業務が増大。またホテルにおいても、指示の確認や報告のためのツールが分散し、接客などのコア業務に集中しづらい状況にあった。同ホテルでは、2020年以降も53ホテル、1万7680室の開業が予定されており、業務全体の見直しが迫られていた。そこで、リテールや外食などチェーンストア業界の成功例に着目し、本社・ホテル間で日々行われている業務指示の実行力を高め、生産性を向上させる仕組みとして「店番長」の採用を決定した。

同ホテルでは「店番長」の活用により、毎週40件以上の業務指示に対して実行率99%以上を維持しながら、本社とホテル双方の生産性を向上し、接客などのコア業務に集中しやすい業務環境を実現。「店番長」を使い、全社的なキャンペーン情報や留意事項など、顧客にかかわるスタッフひとりひとりが把握すべき通達の確認状況をすべて可視化することに成功した。これにより重要事項を漏れなく伝達できる環境を整えた。また、「店番長」は、五輪延期決定の際にも活用され、問い合わせが集中する現場において混乱のない対応を実現。本社でも、業務生産性を大きく向上させた。

リンコム