2020年05月28日 16:20

凸版印刷は、凸版印刷労働組合と「ハラスメント防止に関する労使協定書」を4月2日に締結した。

6月1日、改正労働施策総合推進法が施行され、職場におけるパワーハラスメント防止措置が事業主の義務となる。また、凸版印刷では、これまでも「人間尊重」「企業は人なり」という信念のもと、ハラスメント相談窓口の設置や、階層別のハラスメント研修の開催、eラーニング形式でのハラスメント講習など、法改正に先駆けてさまざまなハラスメント防止策を展開してきた。また、多様な人財の能力を活かし互いに高め合うことで、違いを変革の原動力に変える「ダイバーシティ&インクルージョン」を、全社を挙げて推進している。

凸版印刷は、労働慣行に関する法令順守のみならず、凸版印刷が長年取り組んできた多様な人財が活躍できる環境作りの取り組み強化の一環として、「ハラスメント防止に関する労使協定書」を労使で締結。本協定では、ハラスメントのない快適な職場環境の実現に、労使一体となって努力することを確認しているほか、各種ハラスメントの定義、ハラスメント防止に向けた方針の明確化、周知・啓発活動の内容、不利益取り扱いの禁止などを明文化した。また、パワーハラスメントのみならず、セクシャルハラスメントやマタニティハラスメント、性的指向・性自認に関するハラスメント等も網羅することで、近年複雑化しているといわれるハラスメントについても対応している。

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