2020年05月27日 12:15

ジースヌーズは、従業員インサイトの抽出と意見集約を支援するリスニングプラットフォーム「Askit(アスキット)」のオープンα版を6月下旬頃にリリースする。

日本の従業員エンゲージメントは139カ国中132位とされており、働く人のマインドは依然変わっておらず、ヒトの持つ可能性を十分に引き出せていないのが実態。中でも特に問題視されているのが、「コミュニケーション」だ。そんなコニュニケーション課題が内在する日本の労働環境下で、新型コロナウイルスの影響で急速に普及したリモートワークが、気軽に発言、アイデアを出す機会を奪ってしまい、業務に必要不可欠な社員・メンバーの声を聴く環境・接点を無くし、孤立感やFOMO(Fear of missing out=取り残されることへの恐怖感)を引き起こす原因にもなる。

「Askit」は、リモートワークをはじめとした変化し続ける労働環境下でも、メンバーそれぞれが平等に考えや意見を発言・聴くことができる環境をオンライン上で実現し、その集約・合意形成を支援することで、従業員インサイトを逃さず、組織の成長へとつなげていくという目的から開発された。今までのアンケートやサーベイ等の一方的に回答を集め反応を見るツールとは異なり、独自のアルゴリズムを用いたペアワイズ投票によって従業員の相互参加を促し、自然に考えや意見を引き出しつつ、集約を図ることができる。

オープンα版の利用は完全無料。事前登録は5月26日より開始。オープンα版リリースは6月下旬頃を予定。

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