2020年05月25日 16:12

イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ親を対象に「休校処置中の学習に関する調査アンケート」を実施して、その結果を発表した。

まず、「休校における学習の不安はあるか」という問では、「はい」が77%、「いいえ」が23%となり、約8割の親が休校における学習に対して不安を抱いていることがわかった。また「休校中に、学校以外の学びの対策を行っているか」という質問をしたところ、「はい」が55%、「いいえ」が45%となった。

「どのような学びの対策を行っているか」という問いには、「オンライン学習」(54)が群を抜いて多い結果となった。また、「オンライン学習においては、有料コンテンツと無料コンテンツのどちらを利用したいか」という問に対しては、4人中3人が「無料コンテンツ」を利用したいと考えていることが明らかに。

「どのようなオンライン学習コンテンツで学ばせたいか」という問では「面白く学べる」(91)、「苦手克服ができる」(82)、「教科書に準拠している」(78)という回答が上がった。新型コロナウイルスによる外出自粛や休校措置の実施期間中に、子どもの学習姿勢が維持され、学校のように面白く学べるコンテンツを求めていると考えられる。さらに、「オンライン学習にどのような機能を求めているか」尋ねると、「動画で学習できる」(104)が群を抜いて最多の回答となった。