2020年05月13日 16:11

サウンドファンは、高齢者など聴こえに困っている人に「聴こえ」を届ける、世界初の特許技術「曲面サウンド」搭載の「ミライスピーカー」の新モデルとして、家庭向け小型軽量モデル「ミライスピーカー・ホーム」を5月12日に新発売した。
「聴こえ」の問題、特に高齢者の「聴こえ」については、昨今注目される社会課題の一つ。74歳以上の日本人の約40%が聴こえづらさを感じていると言われている。また、NHKの調査によると、70代の人は起床時間の約3分の1程度をテレビに費やしているとの報告があり、外出機会が少なくなってきた高齢者にとってテレビは生活を支える存在となっている。よって、「聴こえづらさ」を抱えた高齢者と暮らす家庭では、テレビの大音量に悩まされている。
同社では「ミライスピーカー」を、音のバリアフリースピーカーとして、主に企業や公共施設向けに販売してきたが、近年、上述の背景もあり、個人のユーザーより、高齢者向けテレビ用スピーカーとしての活用を望む声が多く寄せられていた。その声に応え、家庭向け小型軽量モデル「ミライスピーカー・ホーム」の開発・製造に着手し、今回発売することとなった。言葉をはっきりとクリアに表現するテクノロジーで、テレビの聴こえの悩みを解決する。音量を上げなくても聞き取りやすいから、聴こえづらい人もその家族もみんなが一緒にテレビを楽しめる音環境を提供できる。
メーカー小売希望価格は2万7000円(税抜)。