2020年05月13日 16:14

カシワバラ・コーポレーションは、より良いマンション生活の参考となるよう、 「マンション住民会に関する実態調査」を実施。現在、分譲マンションに住んでいる、全国の20歳~69歳の男女400名に対してインターネットによるアンケートを行った。

調査によると、まず、住民の7割以上が「住民会はマンション生活をよくするために機能している」と回答しており、住民会がしっかりと機能していると評価される結果になった。一方で住民会について半数以上が、「無駄がある」と回答している。住民会で話し合われるべきテーマは、「マンションのルール」「管理費用の使い方」が上位に挙げられた。

住民会・理事会への参加については、面倒だと感じている人は驚きの8割超えという結果に。特に中間管理職世代、責任世代である50代が、面倒だと感じていることが明らかになった。住民会が面倒な理由としては、約半数が「忙しい・時間がない」と回答しており、住民会が活発化しない課題が顕在化。また、マンション管理費の用途を4割以上の人が把握していないことも判明した。

さらに、6割以上の人がマンション管理費が高いと回答しており、若い人ほど用途を把握していないことが判明。大規模修繕について尋ねると、8割以上が関心があると回答、特に50代の関心度が高く、管理費の用途の把握と大規模修繕への関心の割合は比例していることが分かった。