2020年05月11日 12:30

エイトカラーズが運営するInstagramアカウント「大人の焼き物」は、新型コロナウイルスによるオンライン陶器市や和食器購入に対するユーザー動向変化ついて調査を実施した。
調査によると、和食器をオンラインショッピングで購入したことがある割合は46%で、新型コロナウイルスをきっかけに初めて和食器をオンラインで購入したという人は10.5%だった。新型コロナウイルスをきっかけに和食器のオンラインショッピングの利用に変化はあったかと尋ねると、和食器のオンラインショッピングが増えたと答えた人の割合は32.7%となっており、割れ物である和食器でも新型コロナウイルスをきっかけに初めてオンラインで購入した人、オンラインで購入することが増えている人が増加。
また「オンライン陶器市」を知っているか尋ねると、認知している割合が78%、実際に購入した人が11.4%、サイトに訪れた人が47.1%だった。佐賀県有田町、栃木県益子町、長崎県波佐見町など、毎年大規模な陶器市が今年は新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされた。そのため今年はオンライン陶器市という形での開催になったが、各地で大盛況となっている。調査でも認知割合は非常に高く、実際に購入・訪問している人が多かった。
遠方のため陶器市に行く予定が無かった人も、今年はオンライン陶器市のため購入できた、便利であると感じられたよう。購入のきっかけとして、陶芸作家、窯元を支援したいという気持ちもうかがえた。