2020年05月01日 16:03

マイボイスコムは、「食品ロス」に関するインターネット調査を4月1日~5日に実施し、1万31件の回答を集めた。

マイボイスコムは、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。今回の調査結果によると、食品ロスについて関心がある人は7割弱。女性50~70代では8割前後みられるが、男性30・40代では各50%台。食品ロス関連の言葉のうち、内容を知っているものを聞いたところ(複数回答)、「フードバンク」が30.5%、「フードシェアリングサービス」が11.8%、「フードドライブ」が3.4%。「フードバンク」は、女性50~70代で4割弱と他の層より高くなっている。男性の方が全体的に比率が低い傾向だ。

食品・食材、調味料などを、まだ食べられる・使えるのに捨てた理由は(複数回答)、「賞味期限が切れていた」が44.3%、「鮮度の低下」が33.4%、「あまりおいしそうではない状態になっていた」「好みの味ではなかった、嫌いなものだった」「利用する・食べる回数が予定より少なく、使いきれなかった」が各1割強。食品ロスに関して意識して行っていることは(複数回答)、「必要なもの以外は買わない・買いすぎない」が56.1%、「必要な分量だけ買う」が43.9%、「食事を残さない」「食材・食品を無駄なく使う」が各30%台となっている。

フードシェアリングサービスは、直近1年間に利用していない人が94.3%。フードシェアリングサービスの利用意向は4割強、男性3割強、女性5割強。フードシェアリングサービスの認知者では6割強。フードシェアリングサービスの利用者では8割強、非利用者では4割となっている。

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