2020年05月01日 12:45

Hubbitは、500円で遺言書のチェックができる「ワンコイン遺言書チェック」β版をリリースした。

7月10日より、相続法改正の施行が行われ、自筆証書遺言(自分で書いた遺言のこと)を法務局で保管できるようになる。最高裁判所の発表データによると、相続に関わる訴訟案件のうち、遺産額が5000万円以下の案件は全体の約8割を占めている。つまり、財産の大小に関わらず、準備をしておかないと、揉めてしまう可能性があるということ。しかしながら、揉めないように準備したいと思っても、専門家への依頼をするとなると、財産によって比例をし、少なくとも数十万(10~20万円)の出費が必要なのが現状だ。そのため、士業に頼らず自分で書いた遺言書が規定のルールに沿っておらず無効になるケースもある。

そこで、Hubbitは、相続における必要情報を洗い出し、弁護士ともディスカッションを行なった上で、独自ロジックを作成し、遺言書チェック用のシステムを開発した。システムを活用したチェックとなるため、安価での利用が可能になる。もちろん、相続に関しては、民事訴訟のため、遺言書を書いたからといって揉めないことを保証するものではないが、少しでも円滑な遺産相続と人間関係の保持に役立てることが可能だ。同社は「ワンコイン遺言書チェック」を通じて、誰しもがより手軽に「自分で書ける遺言書(自筆証書遺言)」をかける社会を創っていく。

利用料は1回500円。

ワンコイン遺言書チェック