2020年04月30日 17:56

ベネッセコーポレーションの妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」は、新型コロナウイルス感染症拡大による生活への影響について、現在妊娠中および子どものいる人 約4,500名にアンケート調査を実施した。

まず、今、生活のなかで困っていること・不安としては、「外出ができないこと」と「通勤」が挙げられた。妊婦回答では、外出ができないストレス(70.7%)、運動不足(56.3%)、また、自分もしくは配偶者が通勤していること(52.1%)について不安をもつ人が多い。さらに、妊婦ほど、家族や自分、お腹のなかの赤ちゃんへの感染をかなり不安(64.1%)に感じており、通院については、妊婦回答者の60.0%が「不安だが必要なので仕方なく通院」と回答。電話やオンラインでの相談は0.7%と少数だった。

また妊婦の67.7%が配偶者・パートナーが自分と同程度の危機意識を持っていると回答するも、24.4%が相手の危機意識が自分ほど高くないと、意識ギャップも感じていた。一方で、外出自粛による影響でポジティブな面も。特に妊婦で配偶者やパートナーとのコミュニケーションが増えた(35.0%)と感じている人が多い。また、働く妊婦は子どもがいる人と比べ、通勤時間が減り体力的・時間的に楽になった(18.3%)と感じているのも特徴だった。

これらの調査結果を踏まえ、「たまひよ」では特設コーナーを開設。コロナ対策情報や妊娠・育児期の課題解決情報を掲載するほか、産婦人科の先生や助産師が答えるQ&Aを公開する。