2020年04月30日 17:38

コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、2016年から日本で最初のフードバンク団体であるセカンドハーベスト・ジャパンや全国フードバンク推進協議会などとパートナーシップを結び、製品寄贈を実施。各地にあるフードバンク22団体を通じて、地域の「子ども食堂」や「各種福祉施設」などに飲料を届けてきた。
今般、新型コロナウイルス感染拡大の対応に関する学校の休校、テレワークの推奨、各種イベントの中止など、感染拡大防止の観点から人との接触を減らす生活形態の変化が、子どもたちやその家族の生活に大きく影響をあたえている。これら社会課題に対応するべく、同社は製品の寄贈を拡大。同社販売エリア38都府県のうち、11都県、16のフードバンク団体を通じて、子ども食堂・児童館などの各種福祉施設へ当社製品を4,153ケース(76,422本)寄付による支援を行う。
フードバンクを通じた製品寄贈フードバンクとは「食料銀行」を意味する言葉で、まだ食べられるのに処分されてしまう食品を、食べ物に困っている施設や人に届ける団体や活動のことを指す。
特に子ども食堂は、近年、家庭環境の変化を背景に軒数は年々増加傾向にあり、多様な環境におかれた子どもたちが食を共にすることで、孤食を防ぎ、食の楽しさを伝えるとともに、食育を受ける機会の創出や、多様性を尊重する社会風土醸成などの役割を担っている。同社では、このような製品寄贈が食品ロス低減につながるとともに、地域社会の課題解決に少しでも寄与できればとしている。