2020年04月28日 19:03

年間10,000件を上回る葬儀実績を誇る公益社は、新型コロナウィルス感染症拡大の中、日々変化する葬儀についての意識調査を、首都圏、近畿圏に在住の35~65歳の男女100名に実施した。
調査によると、葬儀の小規模・簡略化は、86%が「今は感染拡大の影響下なのでやむを得ない」と考えていることが分かった。また、新型コロナウィルス感染症拡大影響下の葬儀に対し、79%が「感染予防対策をしている」葬儀会場に対して安心を感じると回答。また、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、葬儀が小規模・簡略化するとしても、感染拡大の終息後は、「お別れの会」「お墓参り」など故人とのお別れをする機会を持ちたいと考えている人が67%いた。
さらに、新型コロナウィルス拡大の影響で、半数近くの人が自身や身内の葬儀(死)を意識したと回答。さらに、葬儀や死を意識したと答えた人の60%以上が「家族やお世話になった人とはきちんとお別れしたいと思った」と回答した。
新型コロナウィルス感染症の影響を受け、近親者のみの葬儀、火葬のみの葬儀や、会食を伴わない葬儀など、感染症拡大に配慮した葬儀を望む人が増えている。同社では、参列者の健康と安全、安心を最優先に考え、不特定多数が触れるドアノブ、エレベーターのボタンなど、アルコール消毒液による拭き取り消毒の徹底や、参列者のイスの間隔を空ける、焼香台の数を減らすなどの対策を行っている。