2020年04月28日 07:11

名古屋医師協同組合 名古屋臨床検査センターとメディカルデータカードは、名古屋臨床検査センターにおいて、CTやMRIなどの画像診断に関する読影レポートをドクターの確認のもと、同社患者向けスマホアプリMeDaCa(R)にオンラインで送信するサービスを開始した。

メディカルデータカードでは、これまで名古屋臨床検査センターとMeDaCa PROとMeDaCaを使った様々なサービスを提供してきた。まず2018年4月に血液検査や尿検査などの一般検査結果を、2019年6月には、人間ドックや健康診断書をオンライン送信するサービスを提供。今回、新サービスとして、画像診断読影レポートをオンラインで送信する仕組みを開発し、サービスを開始した。

これにより、診察券、検査データ、処方箋、レントゲン写真、健康診断書など、紙のデータをスマートフォンのカメラで撮影し保存すること、PDFなどをアップロードすることにより、スマートフォンやパソコンで、自分の医療情報をいつでもどこでも閲覧できる。また、個人が MeDaCa に保存した検査データを、受診している医療機関の医師に渡すことや、逆に医療機関での検査データを受取ることができる(医療機関がMeDaCa PROのサービスに入っている場合)。

本サービスも血液検査などの検査結果送信と同様に、送信の有無、また送信するタイミングなど、全て医療機関のドクターが判断した上で、送信される仕組み。これまで同様、ユーザーは無料で利用できる。