2020年04月27日 16:38

ライフエンディングテクノロジーズは、新型コロナウイルス拡大の影響を踏まえ、法事・法要や相談を遠隔で可能となる「スマ僧侶」の提供を4月27日より開始した。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されており、感染防止が社会的な課題となっている。その感染防止策として「3密」(密閉空間、密集場所、密接場面)を避ける必要がある。しかし、従来の法事・法要・葬儀での僧侶の読経は「3密」に該当するため、僧侶が読経を行い、遺族が故人を供養・見送る大切な場が失われつつある。
同社は、信頼できる僧侶に依頼できる「やさしいお坊さん」を展開しているが、感染拡大により懸念されている「医療崩壊」「葬儀崩壊」を防止しつつ、故人へ心のこもった供養・見送りができるように様々なプランを検討していた。こうした検討の結果、電話・Zoom・LINE・Skypeによる僧侶の読経・相談サービス「スマ僧侶」の開始に至った。
法要は初七日・四十九日・一周忌・三回忌・七回忌・十三回忌・二十三回忌・二十七回忌・三十三回忌から選択可能。通信方法は、電話・Zoom・LINE・Skypeのいずれかとなり、電話の場合は音声のみとなる。心付けは不要で、檀家になる必要もない。
サービス料金は、法事・法要3万円~、相談1時間3000円、葬儀での読経6万円(すべて税込)~。法要・相談は当日の3日前までに申し込む。