2020年04月24日 17:18

精密鋳造メーカーであるキャステムは、自宅で過ごす時間をより楽しんでもらえるようにと、折り紙ヒコーキの折り方を無償提供。遊び方についてレクチャーする動画を、YouTubeにて公開した。

キャステム 代表取締役の戸田拓夫さんは、大学生のときから紙ヒコーキに親しみ、これまで開発した紙ヒコーキは実に800種類以上にものぼる。折り紙ヒコーキ協会の会長も務め、2010年に札幌ドームにて29.2秒の記録を打ち出した、室内滞空時間ギネス世界記録保持者でもある。また、自身が館長を務める広島県福山市の「紙ヒコーキ博物館」や、広島県神石高原町の紙ヒコーキを展望台から飛ばすための「とよまつ紙ヒコーキ・タワー」を建設。紙ヒコーキの著書も数々出版するなど、紙ヒコーキの楽しさを多くの人に伝える取り組みをしている。

紹介する「折り方」はシンプルで分かりやすいので、小さな子どもでも簡単に折ることができる。さらに自宅でも楽しめるゲームを紹介。折り紙ヒコーキの遊び方は様々だが、「紙飛行機をターゲットに連続して当てた最多回数」というギネス世界記録がある。ルールは、3m離れた場所から連続してターゲットとなる直径30cm以下のバケツに向かって紙飛行機を投げ入れる競技。何度も記録が塗り替えられ、現在は2010年に当時同社に在籍していた社員が出した13回が世界記録となっているという。

シンプルだが、正確なコントロールが求められる競技であり、同社では、この機会にギネス世界記録に挑戦してみて欲しいとしている。