2020年04月22日 10:43

エミレーツ航空は、ドバイ保健局(DHA)と連携し、新たにCOVID-19対策として検査を実施する。
エミレーツ航空は2002年に日本に就航。現在、成田国際空港、関西国際空港からはエアバスA380型機にて、羽田空港からはボーイング777型機にて、それぞれ毎日1便を運航しており、ドバイまで、さらにドバイ以遠の世界83の国と地域にある157の都市まで、快適な空の旅を楽しめる。
4月15日にはドバイ発チュニジア行に登場したすべての乗客に対して、空港にてCOVID-19の検査を実施。検査は、ドバイ国際空港ターミナル3のチェックインエリアで行い、血液を採取してから10分以内に結果が判明するキットを活用した。これは、乗客に安心して搭乗してもらうことを目的としており、航空会社として世界初の取り組みとなる。
また、エミレーツ航空は、チェックインおよび搭乗手続きの際の衛生面を保てるよう考えている。各チェックインデスクには防護壁を設置することで、乗客と従業員の安全を確保しており、従業員には手袋、マスク、手指消毒液をすることが義務付けられている。空港内や機内では乗客にもマスクの着用を要請している。さらに、健康と安全上の理由から機内サービスの変更も行っており、雑誌などの印刷物の提供を停止し、機内食も提供の方法を変更。機内に持ち込めるものも制限しており、ノートパソコン、ハンドバック、ブリーフケース、ベビー用品に限定。その他のアイテムはすべてチェックイン手続きをする必要がある。