2020年04月15日 16:09

よりそうは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受けた緊急事態宣言下でも故人の供養を予定通り実施したいと考える人を対象に、「お坊さん便の電話法要」を4月14日から緊急事態宣言の終了をめどとした一定期間、全国で実施する。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、4月7日に政府より緊急事態宣言が発令された。不要不急の外出自粛要請の中では密閉空間・密集場所・密接場面の「3密」を避けるよう広く呼びかけられている。葬儀でのクラスター感染も報告される中、法要の実施について悩んでいる人も多い。インターネットを通じて全国にお坊さんを手配する僧侶手配サービス「お坊さん便」にも「このような状況下で法要を執り行っても良いのだろうか」などの声が寄せられている。一方、四十九日・一周忌等は忌日が決まっており、一度機会を逃すと次の法要まで長期間待たなければならない。

そこで今回、家族とお坊さんが接触することなく法要を行えるよう、「お坊さん便の電話法要」を提供。家族の「故人を供養したい」思いに迅速にこたえるとともに、安心・安全を確保した状態での法要を提供する。「お坊さん便の電話法要」は、お坊さんより利用者に電話し、電話越しに通常の法要(読経と法話)を行う。法要当日は、電話のスピーカー機能をオンにし、電話越しに「読経と法話」を聞くことができる。

費用はお坊さん便の通常通り(初回の利用3万5000円、2回目以降の利用4万5000円)。

お坊さん便