2020年03月25日 15:33

AtCoderは、プログラミング力を5段階で可視化する日本初の検定「アルゴリズム実技検定」の第2回試験を4月18日~5月2日に開催する。
日本最大の競技プログラミングコンテストを運営するAtCoderは、プログラマーの基礎体力とも言える「効率のいいアルゴリズムを設計する能力」「アルゴリズムを正確にコーディングする能力」を得点化するシステムを構築している。「アルゴリズム実技検定」は、このシステムを用いることで、これまで可視化が難しかったプログラミング能力を定量的に評価することが可能になった。AtCoderは、「アルゴリズム実技検定」を通じてプログラミングスキルを定量的に把握する「基準」を提供することで、高度IT人材不足の解消、IT人材ミスマッチ問題の解消、ならびに高度IT人材の活躍機会の創出を図っていく。
「アルゴリズム実技検定」は、5時間の試験時間で全15問に対して受験者の「1からプログラムを書く能力」をテストする。受験者は、与えられた問題を制限時間内に解くためのアルゴリズムを考え、コーディングしプログラムを完成させる。受験者から提出(アップロード)されたプログラムは、バグがなく制限時間内に問題が解けるかどうかリアルタイムで判定。受験結果に応じて認定証が発行される。
受験費用は一般8800円(税込)など。受験方法はオンライン受験。開催日時は4月18日13時~5月2日12時59分。