2020年03月18日 15:18

ピクシブは、同社が運営する作品投稿プラットフォーム「pixiv」内の小説投稿サービス「pixiv小説」において、新たに「設定資料機能」を3月17日にリリースした。

「pixiv」は、「作品を介したコミュニケーション」にフォーカスしているクリエイターのためのSNS。「お絵かき(創作)がもっと楽しくなる場所」という理念のもと作品(イラスト・漫画・小説)の発表と交流に特化したサービスとして2007年9月に開始された。「pixiv小説」(pixivの小説投稿機能)には、毎週3万作品を超える作品が投稿され、週間作品閲覧数は9000万を超える。今回、累計投稿数が1250万作品を突破。幅広いジャンルの小説が投稿されており、ユーザー発案の企画や出版社主催のコンテストも多く開催されている。

新機能「設定資料機能」によって、小説シリーズの本文中の単語に「説明資料」を設定・登録できるようになりる。小説シリーズ毎に最大100件まで登録でき、特に連載や長編の小説作品を投稿する際に、作品中の登場人物や用語についての説明が容易になる。これにより、作家が作品の世界観を読者によりわかりやすく、深く共有できるようになり、シリーズ小説を執筆しやすくなる。

「pixiv小説」は今後も、作家が小説作品をより魅力的に投稿できるように、作品を読んでいる最中に本文に登場する単語の意味を調べられる「辞書機能」や、単語詳細ページに画像を設定できる機能などの改修を予定している。

pixiv小説公式サイト