2020年03月16日 11:09

B’s STYLEは、2019年11月より岡山市内で、独自の新しい画像処理技術「アイ・パト」を用いた不法投棄監視システムの提供を開始した。

ゴミ問題を抱える物件オーナー・管理会社にとって、不法投棄されたゴミの処理は費用がかかり非常に頭を悩ませる経済的な問題でもある。しかし、セキュリティ会社の防犯カメラの導入も手痛い出費となり二の足を踏む物件オーナー・管理会社も少なくない。

「アイ・パト」は、AIと画像認識処理技術を駆使し、監視対象として確認が必要な部分の動画のみを、管理者へ通知・可視化する画期的な仕組み。通常、巻き戻して長時間の動画をチェックしなければならない防犯カメラとは異なり、不法投棄の場面のみを抽出する動画加工処理をすべて自動化している。抽出された動画はインターネットの管理画面上で一覧で確認できるため、スマートな監視と作業の大幅な時間短縮を図れる点が大きな特徴だ。

ゴミの不法投棄はシステムの導入を行うだけでなくなるわけではない。ゴミの不法投棄問題に困っていた岡山市のマンションは2019年11月にアイ・パトを導入した。管理者は「最初の不法投棄発見」をアイ・パトでいち早く察知し、投棄されたゴミを早期に片付けることで新たな別の不法投棄を防ぐことに成功した。その結果、過去には考えられなかったほど「綺麗な状態」を維持している。今後はゴミの不法投棄監視だけではなく、建物の裏など人の目が届きくい場所への不審者監視ができるカメラソリューションの提供も予定されている。

製品ページ