2020年03月03日 18:44

ネイキッド(NAKED Inc.)は、2019年12月より成田国際空港第1・第2ターミナル到着コンコースエリアにて「360°Around Mt. Fuji ~NAKED meets 北斎~」を上映している。2月29日(土)より、さらにバージョンアップした「360°Around Mt. Fuji ~NAKED meets 北斎~」の上映を開始する。

本作は、江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の代表作である「富嶽三十六景」を題材に、ネイキッドが360°のあらゆる視点から楽しめるイマーシブアート体験作品「360°Around Mt. Fuji ~NAKED meets 北斎~」を創出。「赤富士」と称され人気の高い「凱風快晴」をはじめとした計46枚からなる「富嶽三十六景」のうち、12月から上映の映像には4枚の原画を使用。今回上映を開始する映像ではさらに作品数が増え、19枚の原画を使用し、バージョンアップしている。

葛飾北斎の世界観はそのままに、様々な角度から描かれた富士の姿を季節の移ろいや時間の流れ、人々の営みを大パノラマ映像で表現。浮世絵の「色を重ねる」手法を再現するため、いくつもの層を重ね合わせているかのように場面が変化することで、富士山の周りを旅しているようなイマーシブ体験を味わえる作品となっている。

今後も、日本の伝統文化に先進技術を活用し、ネイキッドならではの解釈で作品の可能性を拡張させた没入型アートを提案していく。