2020年02月27日 12:49

イオンリテールは、3月よりレジに並ばない買物スタイル「どこでもレジ レジゴー」を本格展開し、2020年度中に東京・千葉・神奈川の「イオン」「イオンスタイル」を中心に約20店舗へ拡大する。
近年、ネットで買物する人が増えている中、「自分で商品を見たり、触ったりしながら買物したい」「献立は店舗に行ってから考えたい」など、リアル店舗での買物を重視する人も増えている。同時に、もっと「買物は早く済ませたい」「レジでの会計は効率よく済ませたい」といった声もある。
こうしたなか同社は、顧客満足度の向上のため、セルフレジやセミセルフレジの導入によりレジの選択肢を広げ、利便性を高めてきた。今回、「レジゴー」を本格展開することでレジ待ち時間をなくし、楽しい買物体験を提案する。
「レジゴー」は、顧客自身が貸出用の専用スマートフォンで商品のバーコードをスキャンし、専用レジで会計するイオンの新しい買物スタイル。自身でスキャンすることで自分のペースで買物ができるほか、スマホ画面で購入商品の確認ができるため、買い忘れ防止にもつながる。スキャン終了後も専用レジの2次元バーコードを読み取り、買物データを連携、支払い方法を選択するだけで簡単に会計ができるため、レジに並ばない、レジ待ち時間なしを可能としている。
店舗数は、2月末時点で本州の「イオン」「イオンスタイル」2店舗(千葉県・イオンスタイル幕張新都心フードストア、イオンスタイル幕張ベイパーク)。今後の導入予定は、神奈川県・イオンスタイル戸塚(3月下旬導入予定)、愛知県・イオン岡崎南店(3月上旬導入予定)など。