2020年02月25日 18:36

ソニーの「WH-1000XM3」が、ANAの国際線ファーストクラス全線で採用されることが決定した。本製品は、前機種に比べて約4倍の処理能力を実現した、新開発の 「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」を搭載。飛行機のエンジン音など、低域のノイズはもちろん、人の声や雑踏の音など、中高域のノイズも従来以上に低減できるようになったことで、業界最高クラスの性能を実現している。

また、ヘッドホン装着後にNCボタンを長押しすると試験信号音を再生し、装着時の個人差(髪型、メガネの有無、装着ズレなど)を数秒で検出。ユーザー一人ひとりに合わせてノイズキャンセリング特性を最適化する。また、ヘッドホンに搭載されている気圧センサーにより、飛行機に搭乗中など気圧の変化に対してもノイズキャンセリングを最適化。これによりユーザーのあらゆる装着状態の差分や、使用環境によるノイズキャンセリング性能を存分に発揮しきれないということをなくし、理想的なノイズキャンセリング効果を提供。

さらに長時間のリスニングでも快適な装着性を実現するため、本体構造を刷新し、前機種に比べて本体を約20g軽量化した。イヤーパッドの内部素材には、新たに低反撥のウレタンを採用。より疲れにくく快適に装着可能で、ノイズキャンセリング性能の向上にも寄与している。2020年3月15日より国際線ファーストクラス全線(計12路線)に配備される。詳しくはこちら