2020年02月18日 15:26

Nature Innovation Group(アイカサ)は、神戸市及び阪神電気鉄道と「シェアリングエコノミーを活用したまちづくり実証事業に関する三者連携協定」を締結した。

「アイカサ」は、2018年12月にサービスを開始した、日本初の傘のシェアリングサービス。突発的な雨にもビニール傘をわざわざ購入せずに、アイカサを借りて利用し、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却することができるのが特徴だ。今回、本協定のもと神戸市・阪神電鉄2社の協力を得て、関西では初めてのアイカサ展開を実現。3月より、阪神電鉄沿線49駅中39駅と神戸市での展開を中心に、関西エリアの雨の日の便利なまちづくりを牽引する。

本協定では、傘のシェアリングサービス「アイカサ」を活用することにより、まちの利便性・快適性向上による地域経済・沿線活性化、実証事業により得られるデータを活用したまちづくり・地域課題の解決、市民のエコアクション促進につなげるなど幅広い目的の下、サービス運用と効果の検証を行う。

中心となるテーマは、「まちの利便性・快適性向上による地域経済・沿線活性化」、「実証事業により得られるデータを活用したまちづくり・地域課題の解決」、「市民のエコアクション促進(環境アプリとの連携)」、「市内学生の起業・経営マインド育成」、「市内福祉作業所の参画機会提供」。今後は、本協定の目的である人々の移動の利便性向上や、エコアクション促進を同社の責任とも捉え、より展開地域を広げていく。

「アイカサ」公式サイト