2020年02月18日 07:58

作家稼業の悲喜こもごもをブラックユーモアたっぷりに描いた小説「超・殺人事件」。東野圭吾の隠れた名作ともいえる本作は、1月23日に角川文庫より発売、瞬く間に重版が決定した。発売に合わせて全国の書店では、角川文庫の東野圭吾作品全11作品を集めた「全部読んだか?東野圭吾」フェアを実施中だ。
多数の作品からどれを読むか迷ったら、作品をチャートで診断できる。「カドブン」のサイトでも診断可能だ。シリアスな東野作品しか知らない人はきっと驚く「衝撃の笑劇」、「超・殺人事件」。科学、犯罪、人間ドラマ。ミステリーの枠を拡大し続けてここまできた、「ラプラスの魔女」。東野作品の中でも最高の読後感を味わえる、涙なしには読めない傑作、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」。「不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。」冒頭の名文から、最後の一行まで油断がならない不倫小説、「夜明けの街で」。
ほか、あの日、手術室で何があったのか、「使命と魂のリミット」。敵討ちはいけないと言い切れるか。あまりにも哀切な復讐の物語、「さまよう刃」。おっさんが大はしゃぎ。まるで子どもの東野圭吾がここに、「ちゃれんじ?」。あいつを殺したい。でも殺せない、「白夜行」と表裏をなす、歪んだ友情の物語、「殺人の門」。単純な倒叙ミステリーでは終わらない、「探偵倶楽部」など。
締切間近、貴重なサイン本が当たるキャンペーン実施中。応募締め切りは2月29日23時59分まで。