2020年02月18日 07:30

近畿日本ツーリスト首都圏とナビタイムジャパンは、ドコモ・バイクシェアの協力を得て、東京都及び東京観光財団が委託する「多摩地域観光交通促進プロジェクト実証実験業務」を連携して運営し、西多摩地域の観光施設等を周遊するための交通手段として、シェアサイクルの有効性を検証することを目的とした実証実験を開始する。

東京都と東京観光財団では、旅行者の移動や観光施設へのアクセス手段の充実を図るため、新たな交通サービスの導入に向けた取組を進めており、今回の実証実験を実施する運びとなった。実施にあたっては、近畿日本ツーリスト首都圏がシェアサイクル事業を運営し、ナビタイムジャパンが自転車向けナビゲーションの技術提供を行う。レンタサイクルのシステムはドコモ・バイクシェアが提供する。

シェアサイクルのレンタル費用の決済方法は、キャッシュレスとし、いつでも借りられる無人ポートを設置するほか、事前予約が可能な有人窓口も設け、駅で借りて温泉で乗り捨てできる仕組みも整えることで、観光客の利便性向上も図る。加えて、初めての訪問者でも、最適なルートを走行できるようナビタイムジャパンのスマートフォン向け自転車専用ナビ「自転車NAVITIME」を導入。実証実験は1年を通して実施し、電動アシスト自転車を活用した周遊観光の有効性を検証する。実施期間は2月25日から1年間。

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