2020年02月14日 13:13

オイシックス・ラ・大地は、ミールキット「Kit Oisix」の外袋を、4月出荷分よりサトウキビ由来の植物原料を配合したバイオマスプラスチック素材に順次切り替える。

同社では、有機・特別栽培野菜、添加物を極力使わない加工食品など安心・安全に配慮した食品の宅配サービスを「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の3ブランドにて提供している。

「Kit Oisix」は、必要量の食材と調味料がレシピとセットになっているため、家庭での食材廃棄を減らすことが可能。余剰野菜も積極的に活用している。また、有機野菜や特別栽培野菜など、環境に配慮された農業による食材を利用しており、環境、食品ロスといった課題解決にも寄与する商品だ。

今回のバイオマスプラスチックの活用においては、プラスチックの減容化により、年間で石油由来プラスチック使用量を約3トン、二酸化炭素排出量を約13トンそれぞれ削減できる。また、外袋を構成する全ての要素でバイオマス素材を使用しており、これはミールキットでは日本初の取組みとなる。4月出荷分より順次切り替えを実施し、同年5月には全品切り替えとなる予定だ。

同社は今までも「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」ブランドにて、青果や卵に紙由来パッケージの採用、PB飲料のストロー添付廃止などを行ってきた。今後、その他の商品や梱包資材においても、より環境負荷の少ない素材への変更に向けて、これからもできることからすすめていく。

Oisix