2020年02月13日 17:03

リクシィは、既婚の20~60代男女625名に対して結婚式の規定・慣習に関する意識調査を実施した。
まず、「ウエディングプランナーなど担当を選べない」ことに対して、結婚式を挙げた人(アリ婚)、結婚式を挙げていない人(ナシ婚)共に、違和感を感じている傾向にあることが分かった。また、「人によって見積もりの割引率が違う」ことに対して、全体のうち67.4%が違和感があると回答しており、全世代において最も違和感を感じる項目であることが分かった。「持ち込み制限」や「当日契約の営業スタイル」があることに対しては、アリ婚層において特に違和感が大きく感じられていた。
今回のアンケート調査では、結婚式の規定に関して何らかの違和感があると回答した層は6割以上にのぼっていた。特に興味深いのはF1層(25歳~34歳)よりも、F2層(35歳~49歳)、F3層(50歳~)のほうが規定に対して違和感があると回答する割合が多い点にあり、従来「持ち込み制限」などの規定があることは比較的当たり前であった中で、時代変化とともに多様化する結婚式の在り方を各世代において柔軟に受け入れられるようになってきていると考えられる。
また、今回の調査において結婚式をしていない、ナシ婚層においては、結婚式の慣習に対して違和感を感じている人の割合が大きく、画一的な結婚式のしきたりがナシ婚という選択肢に一定数のインパクトを与えていると考えられる。