2020年02月05日 18:00

KADOKAWAは、恩田陸氏の最新作「ドミノin上海」を2月4日に発売した。

上海のホテル「青龍飯店」で、25人(と3匹)の思惑が重なり合う。もつれ合う人々、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが次々と倒れてゆく。上海編(新作)から読むも良し、東京編(前作)から読むも良し。圧巻のエンタテインメントを楽しめる。

最新作「ドミノin上海」は、はじまりの1ピースが倒されたとき、25人(と3匹)の運命が変わっていく。あらすじ「小型の美術品ばかりを狙う窃盗集団(ゴースト・キッドナッパーズ)。その被害に遭った幻の至宝「蝙蝠(こうもり)」が上海に持ち込まれた。闇競りを仕掛ける構成員と、捜査に心血を注いできた警察の駆け引き。緊張が頂点に達したその一日、オカルト映画の撮影隊に速さ自慢の寿司デリバリー、借金まみれの芸術家、さらには故郷を目指すパンダまで、そこに居合わせた見知らぬ者同士の運命が絡み合う。」張り巡らされた魔術(マジック)に酔いることのできる圧巻のエンタテインメント作品となる。

「小説 野性時代」20203月号(213日発売予定)にて、「ドミノin上海」刊行記念・恩田陸を総力特集。本邦初公開となる、恩田さんの若き日の「直筆イラスト満載の創作メモ」24頁を含む全56頁の大ボリュームで届ける。「小説 野性時代」20203月号は、213日発売予定。本体800円+税。

「ドミノin上海」は2月4日発売。本体1700円+税。※電子書籍はストアによって配信日が異なる場合あり。