2020年01月28日 17:09

バリューズフュージョンでは、このたび20代から40代の働く女性に対し、女性特有の健康課題に関する意識調査を行った。

まず、上司が男性だと「女性特有の健康課題で体調が優れない時に言いにくいか」という設問に関して、全体の65%、すなわち3人に2人の女性があてはまると回答。一方で、そのような負荷を特に抱えていない女性は全体のわずか20%に留まっている。

また、「上司が男性だと、体調がすぐれない時に言いにくい」と回答した女性のうち、過半数が「我慢して辛い思いをしていること」や「気分が変わる場合がある」ことを、男性上司に理解してほしいと回答した。さらに「言い出せず、我慢して辛い思いをしている」を年代別に見ると若い層ほどその傾向が高く、平均では54.9%だが、20代では63.6%に達する。

さらに、「上司が男性だと、体調がすぐれない時に言いにくい」と回答した女性の約7割が、会社側に「女性特有の健康課題についての関心を高めてほしい」、「男性上司に相談する以外の仕組みを考えてほしい」と回答しており、会社側に対し、意識の向上や改善策を望む傾向が高いことがうかがえる。

「もっと会社側に女性特有の健康課題についての関心を高めてほしい」、「体調がすぐれない時に、男性上司に相談する以外の仕組みを設けてほしい」が約7割を占めるほか、「女性管理職が増えれば、女性特有の健康課題について相談しやすくなる」、「女性特有の健康課題についてのセミナーや研修会を開催してほしい」も6割弱を占めた。