2020年01月28日 17:02

国際協力NGOわかちあいプロジェクトは、レストランやカフェで使用できる、国際フェアトレード認証焙煎コーヒーの販売を開始した。これは、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催までに、国内でフェアトレード商品の提供店を増やすことを目的としたもの。

開発途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することにより、生産者の自立を支え、途上国地域の発展と環境保全に繋がる「フェアトレード」。近年は持続可能な開発目標(SDGs)の達成手段の一つとして、注目が集まっている。

今回発売した業務用フェアトレード焙煎コーヒーは、1kg入り全8種類。1993年に日本で初めて国際フェアトレード認証を取得した焙煎コーヒーの「メキシコ産カフェ・マム」をはじめ、エチオピア産、コロンビア産、グアテマラ産、ブラジル産など幅広い品揃えの国際フェアトレード認証コーヒーを提供する。カフェやレストランなどの店舗限定とし、1kg当たり3000円~と取り入れやすい価格で販売。これにより、従来のコーヒーを提供していた店が国際フェアトレード認証コーヒーに切り替えることや、これまでにフェアトレードコーヒーを提供していた店がラインナップを増やすことが可能になる。

なお、わかちあいプロジェクトでは、フェアトレードコーヒーの他にも、フェアトレードバナナや紅茶、チョコレート、砂糖、はちみつ、スパイス、調理オイルなど、カフェ・レストランで使用できる様々な国際フェアトレード認証製品を販売している。詳しくはこちら