2020年01月24日 17:46

朝日新聞社は、アジアで初めて開催されたオリンピックの熱気をいまに伝える「1964年東京五輪復刻パック」を販売する。朝日新聞社が総力を挙げて取材した記事や写真など、計約130ページにのぼる五輪報道紙面をよみがえらせた。

このたび発売される「1964年東京五輪復刻パック」は、大会期間中に発行した本紙特集紙面の復刻版、開会式から閉会式まで15日間、各日4~8ページ、大会前に発行した特別別刷りの復刻版、1964年元日特別版(12ページ)、オリンピック特別版(8ページ、計4回)、「幻の東京五輪」となった1940年大会の東京開催決定を報じた号外の復刻版がパックになっている。三島由紀夫、松本清張、檀一雄、草野心平、有吉佐和子ら亡き著名人の寄稿や観戦記のほか、谷川俊太郎氏や曽野綾子氏らの作品など、貴重な記事や選手の写真、記録などが満載。開会式や閉会式の模様を伝える写真は、当時は珍しかったカラー写真を再現した。

当時を知る人には「懐かしさ」を、そして、半年後に迫った2020年東京大会を心待ちにしている人には「昔ゆえの斬新さ」を提供する特別パックとなっている。NHK大河ドラマ「いだてん」でも描かれた「幻の東京五輪」となる1940年大会の東京開催決定を報じた、貴重な輪転号外もセットにした。

申し込みは、1月24日(金)から2月14日(金)まで、専用ホームページまたは最寄りのASA(朝日新聞販売所)で受け付け。価格は4,500円(税・送料込)で、2月下旬以降、順次発送する。申込受付専用ホームページはこちら